ここっちライフ

兵庫県明石|風水・片づけ・発酵アドバイザー

二十四節気「立夏」蛙始鳴(かわずはじめてなく)・蚯蚓出(みみずいずる)・竹笋生(たけのこしょうず

約4分
二十四節気「立夏」蛙始鳴(かわずはじめてなく)・蚯蚓出(みみずいずる)・竹笋生(たけのこしょうず

北海道ではようやく桜が満開、沖縄地方ではもうすぐ梅雨時期を迎える時期。2023年5月、少し加筆しましたので改めて掲載します。

二十四節気「立夏」

「立夏(りっか)」暦の上では夏の始まりです。春分と夏至の中間、新緑がきらめきさわやかな初夏を感じられる時期です。また、立夏の頃は気温が高くても湿度が低いので、とても過ごしやすく衣替えにはとても良い時期、カーテンや室内装飾を夏バージョンに変えてみましょう。

旬の食材

  • ソラマメ
    この時期に味わいたい旬の味覚「ソラマメ」は、空に向かって実がなることから「空豆」と言うそうです。ビタミン類やミネラルなども豊富ですが、収穫した直後から栄養価が落ち始めるので、新鮮なものを買ってその日のうちに食べましょう。
    手軽な調理方法は塩ゆで。さやごと焼いたり、小エビと合わせてかき揚げにしたりするのもおススメです。意外と薄皮は捨ててしまいがちですが、食物繊維が多く、美肌、血圧を下げる効果もあるので、採りたての物を購入された時はぜひ薄皮も食べてみてください。薄皮も一緒に食べるには薄皮ごとミキサーにかけてポタージュスープにするのもいいですよ。
  • タケノコタケノコも種類によって旬の時期も違います。3月から4月に出回るのは孟宗竹、4月は淡竹、5月は真竹のタケノコだそうです。
    朝の採りたて新鮮なタケノコはお刺身にしてもおいしいそうです。我が家は、丸ごとタケノコが手に入ったときは、タケノコご飯、お吸い物、煮物(私は少しだけ甘めに炊いて、残ったら天ぷらにします)
  • 柏餅
    食材ではないですが、端午の節句に食べる縁起物の一つ柏餅。柏餅は、柏の木の新芽が出るまで葉が落ちないことから、家系が絶えない「子孫繫栄」の縁起物とされています。端午の節句には柏餅を食べながら、男の子の健やかな成長をお祝いしてあげてくださいね。

    ここで気になったのが「お餅を包んでいる葉っぱがお店によって違ってる?」でちょっと調べてみました。

    関東地方や中部地方より北の地域では、の葉っぱが使われることが多く、柏の葉っぱは兜の形に似ていることから、端午の節句にふさわしいと言われているそうです。

    関西地方では柏の葉っぱではなく、サルトリイバラという植物の葉っぱが柏餅に使用されることが多くなっています。サルトリイバラの葉の形は、楕円または丸型で、先が短く尖っているのが特徴。香りもよく餅を2枚で包む感じです。

季節の花

  • 菖蒲(しょうぶ)
    菖蒲は邪気を祓い「菖蒲=勝負」を願い菖蒲湯に入るともいわれています。菖蒲湯は、葉が香、茎の薬効成分が血行促進と保温効果があります。
  • ツツジ
    赤やピンク、白などのツツジが見頃を迎え、若々しい緑色の葉も相まって、初夏らしい鮮やかなコントラストです。
    ツツジは日本原産で、万葉集に出てくるほど古くから栽培されていました。ツツジは、歩道や庭の植え込みなどにもよく使われています。庭園や公園などツツジの名所もありますが、お散歩のときなどに身近に咲いているツツジもぜひ見てみて下さい。。

七十二候

  • 初候 2022年5月5日~10日
    蛙始鳴(かわずはじめてなく)とは、春先に冬眠から目覚めた蛙が野原や田んぼで元気に活動を始めて鳴き声が盛んになる頃。
  • 次候 2022年5月11日~15日
    蚯蚓出(みみずいずる)とは、冬眠していたミミズが土の中から出てくる頃。他の生き物は「啓蟄」の頃に出てきますが、ミミズは遅めに活動を始め、昔からミミズがいると良く超えた土ができると言われます。
  • 末候 2022年5月16日~20日
    竹笋生(たけのこしょうず)とは、たけのこが生えてくる時期です。タケノコの成長は早く、伸びすぎないうちに収穫しないと、たけのこの美味しさは味わえません。

最後に

さわやかな風が吹き、過ごしやすい季節になりました。そろそろ衣替えを終えて、お部屋のファブリックなども夏使用になって生活空間も明るくなったのではないですか。またこの時期には梅雨前の小掃除していきましょう。
生活空間が整ったら、お花を飾ってお花から元気をもらいましょう。 たまには家族で公園などに行って自然を感じてみてくださいね。

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