ここっちライフ

兵庫県明石|風水・片づけ・発酵アドバイザー

二十四節気「秋分」七十二候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)水始涸(みずはじめてかかる)

約4分
二十四節気「秋分」七十二候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)水始涸(みずはじめてかかる)

「2024年秋はどこに?」本来ならこの時期、涼しいはずが日中毎日30℃越えの日々、秋分を境に涼しくなるかな?2024年9月、少し加筆しましたので改めて掲載します。

二十四節気「秋分」

二十四節気「秋分」春分とおなじく、昼と夜の長さがほぼ同じ日。また、秋分の日を中日に七日間が秋のお彼岸になります。

七十二候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)水始涸(みずはじめてかかる)

初候 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)2024年9月22日~27日

雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)とは、夏の間に鳴り響いた雷が収まり、空には入道雲からもこもことした「うろこ雲」が現れます。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、残暑も落ち着き、秋の気候へと変わっていきます。

次候 蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)2024年9月28日~10月2日

蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)とは、虫たちが冬ごもりの支度をはじめる頃。虫たちは、土の中で約半年間冬が過ぎるのを静かに待ちます。そして、啓蟄の頃に再び姿を現します。

末候 水始涸(みずはじめてかかる)2024年10月3日~7日

水始涸(みずはじめてかかる)とは、田の水を抜いて、稲穂の刈り入れを始める頃。収穫の最盛期。黄金に色づいた稲穂が風でなびく風景はとても美しいですね。

「秋分」の時期のおススメの食材

  • 無花果(いちじく)

ミネラルをバランスよく含んでいる、選ぶときはハリがあり、香りが強い物を選ぶと良い。無花果の栄養は、消化促進、高血圧予防、便秘解消などがあります。ただ日持ちがしないので早めに食べる方がいい、もし食べれないぞと思ったら、ビニール袋に入れて野菜室に入れるか、皮をむいて冷凍するかドライフルーツにもできます

  • ブドウ

ブドウは、エネルギーになる糖質、カリウム、ポリフェノール等体に良い成分が含まれており、肌の乾燥や疲労回復にも効果があります。
ブドウは、房の上下で糖度(甘さ)が違います。房の上の方が糖度が高く、下の方が糖度が低いので、上と下交互に食べるのがいいかもしれませんね。

  • サンマ

疲労回復、気分の落ち込みの回復によく、むくみを改善してくれます。サンマは、焼いても良し煮ても良し、煮る時は山椒を入れると香りがよくなり、食欲を高めてくれます。また、山椒には体を温める効果もあるります。
2024年、サンマは去年より豊漁のようで我が家の食卓にも並びそうです

「秋分」の時期の季節の花

  • 金木犀
    別名「九里香(きゅうりこう)」九里先まで花の香ると言う意味でこの別名が付いた。国の天然記念物として樹齢1200年以上の金木犀が静岡県の三嶋大社にあります。
  • りんどう(竜胆)
    青紫色の鐘型の花で日本の秋を代表する花です。りんどうの花は、日の当たるときだけ開き、日が陰った曇りのときや夜には花を閉じてしまいます。この時期、生け花の花材でもよく使われます。りんどうという名前は、あんなに美しい花の名前に”竜の肝”というのも不思議ですが、赤褐色の根っこが健胃作用のある生薬として用いられ、苦いことで有名な「熊肝」と同じぐらい苦く、この苦さを例えるには龍の肝しかないということで「竜胆」と名づけられたと言われています。

最後に 

お彼岸にお供えするお餅、秋は「おはぎ」春は「ぼた餅」と言いますが、なぜだかわかりますか?ちょうど秋の彼岸ごろには、萩の花が咲き、春の彼岸ごろには牡丹の花が咲くことからそのような名前がついたそうです。

また、秋のおはぎは粒あん、春のぼた餅はこしあんで作られます。それは小豆の保存の関係しています。

小豆は秋ごろ収穫されるので、収穫してすぐの小豆の皮は、茹でても柔らかいため粒をいかして粒あんで食べ、春は貯蔵していた小豆を使うので小豆の硬い皮を取り除いたこしあんで食べる。

実は、私はこの違いを知らなかったのですが、マンガ「サザエさん」でこの違いを言っている回があり、そこで学んだ次第です。食欲の秋もよいですが、リラックスできる音楽を聞きながら読書などしてみてはいかがでしょう。

開運ライフアドバイザー|春風ほの香

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