ここっちライフ

兵庫県明石|風水・片づけ・発酵アドバイザー

二十四節気「秋分」七十二候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)水始涸(みずはじめてかかる)

約4分
二十四節気「秋分」七十二候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)水始涸(みずはじめてかかる)

二十四節気「秋分」春分とおなじく、昼と夜の長さがほぼ同じ日。また、秋分の日を中日に七日間が秋のお彼岸になります。澄んだ秋の空がきれいに見えるこの時期は、ちょっと日帰り旅行なんかに行きたくなりますね。2023年9月、少し加筆しましたので改めて掲載します。

旬の食材

  • ブドウ
    この時期、店頭にはたくさんの種類のブドウが並びますが、おいしいブドウの選び方があるんですよね。粒に張りがあり、軸が青く太い物で粒が白っぽいのがあるほど新鮮。房の中でも軸に近い方が甘いので、下から順に食べていくのがコツ。

  • 縄文時代から食べられていた食材。種子が肥大したものでナッツの一種なんですが、ほかのナッツよりも脂質が少なくデンプンが豊富
  • 無花果(いちじく)
    ミネラルをバランスよく含んでいる、選ぶときはハリがあり、香りが強い物を選ぶと良い。無花果の栄養は、消化促進、高血圧予防、便秘解消などがあります。ただ日持ちがしないので早めに食べる方がいい、もし食べれないぞと思ったら、ビニール袋に入れて野菜室に入れるか、皮をむいて冷凍するかドライフルーツにもできます

季節の花

  • 金木犀
    別名「九里香(きゅうりこう)」九里先まで花の香ると言う意味でこの別名が付いた。国の天然記念物として樹齢1200年以上の金木犀が静岡県の三嶋大社にあります。
  • りんどう(竜胆)
    青紫色の鐘型の花で日本の秋を代表する花です。りんどうの花は、日の当たるときだけ開き、日が陰った曇りのときや夜には花を閉じてしまいます。この時期、生け花の花材でもよく使われます。りんどうという名前は、あんなに美しい花の名前に”竜の肝”というのも不思議ですが、赤褐色の根っこが健胃作用のある生薬として用いられ、苦いことで有名な「熊肝」と同じぐらい苦く、この苦さを例えるには龍の肝しかないということで「竜胆」と名づけられたと言われています。

七十二候

  • 初候 2022年9月23日~27日
    雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)とは、夏の間に鳴り響いた雷が収まり、空には入道雲からもこもことした「うろこ雲」が現れます。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、残暑も落ち着き、秋の気候へと変わっていきます。
  • 次候 2022年9月28日~10月2日
    蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)とは、虫たちが冬ごもりの支度をはじめる頃。虫たちは、土の中で約半年間冬が過ぎるのを静かに待ちます。そして、啓蟄の頃に再び姿を現します。
  • 末候 2022年10月3日~7日
    水始涸(みずはじめてかかる)とは、田の水を抜いて、稲穂の刈り入れを始める頃。収穫の最盛期。黄金に色づいた稲穂が風でなびく風景はとても美しいですね。

最後に 

お彼岸にお供えするお餅、秋は「おはぎ」春は「ぼた餅」と言いますが、なぜだかわかりますか?ちょうど秋の彼岸ごろには、萩の花が咲き、春の彼岸ごろには牡丹の花が咲くことからそのような名前がついたそうです。

また、秋のおはぎは粒あん、春のぼた餅はこしあんで作られます。それは小豆の保存の関係しています。

小豆は秋ごろ収穫されるので、収穫してすぐの小豆の皮は、茹でても柔らかいため粒をいかして粒あんで食べ、春は貯蔵していた小豆を使うので小豆の硬い皮を取り除いたこしあんで食べる。

実は、私はこの違いを知らなかったのですが、マンガ「サザエさん」でこの違いを言っている回があり、そこで学んだ次第です。食欲の秋もよいですが、リラックスできる音楽を聞きながら読書などしてみてはいかがでしょう。

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