ここっちライフ

兵庫県明石|風水・片づけ・発酵アドバイザー

二十四節気「寒露」七十二候「鴻雁来(こうがんきたる)菊花開(きくのはなひらく)蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」

約5分
二十四節気「寒露」七十二候「鴻雁来(こうがんきたる)菊花開(きくのはなひらく)蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」

今年の夏は、暑すぎましたがようやく暑さも落ち着き朝夕涼しく過ごしやすくなってきました。朝、散歩をしていると金木犀の香りに秋を感じます。2024年10月、少し加筆しましたので改めて掲載します。

二十四節気「寒露」

「寒露」は、草木に冷たい露が降りる時期、「露が冷気によって凍りそうになる頃」という意味です。朝夕ひんやりと肌寒く感じられるようになり、寒さが少しずつ増していきます。空気も澄み渡り、夜空を見上げると月や星が綺麗に輝いているのがわかります。また、赤い金星もはっきりと見えていました。

七十二候 七十二候「鴻雁来(こうがんきたる)菊花開(きくのはなひらく)蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」

初候 鴻雁来(こうがんきたる)2024年10月8日~12日

鴻雁来(こうがんきたる)とは、ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる頃。毎年、初めに訪れる雁を「初雁(はつかり)」といいます。雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアの方へ帰っていきます。。

次候 菊花開(きくのはなひらく)2024年10月13日~17日

菊花開(きくのはなひらく)とは、菊の花がさく頃。各地で菊花展や品評会が行われます。菊には不老長寿の薬効があるとされ、古来中国から伝播し、重陽の節句には、菊の花を酒に浮かべた菊花酒を飲む風習がありました。重陽の節句は旧暦の九月九日でお祝いをします。
毎年この時期に伊勢神宮で行われる「神嘗祭」、五穀豊穣に感謝し、天皇陛下が初穂を天照大御神に奉げる宮中祭祀

末候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)2024年10月18日~22日

蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)とは、蟋蟀が戸口で鳴く頃。をいいますが、キリギリスでなく、コオロギである説もあるそうです、どちらにせよ秋に鳴く虫なので、秋が深まるにつれて野山にいた虫たちも心なしか寂しくなり、人恋しくなる気持ちを表現しているのかもしれません、ここでは秋の風情を楽しみましょう。

「寒露」の時期のおススメの食材


  • 炭水化物を含む高カロリーな食品。ほかにもタンパク質、ビタミンC、B1、B2、ナイアシンを多く含むまれ、栗のでんぷん質にビタミンCは含まれるので、加熱しても損失が少ない渋皮にはタンニン、食物繊維が含まれるので渋皮をむかずにそのまま調理が良いです。美味しい栗の見分け方、鬼皮(外側の硬い皮)に張り艶がある、鬼皮の茶色が濃い指で押してもブカブカしていない、底の部分に黒っぽい箇所がないのがいいです。
    先日、田舎に帰った時に道の駅に寄ると、店頭に栗が出始めていました。今年は粒が大きめでつやつやしてました。

*この時期は、お菓子屋さん(ケーキ・和菓子)コンビニなども、各社栗の期間限定商品が発売されスイーツ好きにはたまらない季節です。

2024年の栗はいつもより大ぶりな気がします
  • 豆類
    この時期、枝豆、インゲン、落花生、ひよこ豆、なた豆など出始めます。
    今年は、我が家の庭にも落花生を植えてみました。出来栄えがどうか楽しみです。

「寒露」の時期のおススメの季節の花

  • シュウメイ菊
    シュウメイギクは、秋の風情を感じさせる優雅な花。切り花をはじめ、花壇や鉢植えに広く利用されています。夏の終わりごろから花茎が伸び出し、先端にまず1輪、そしてその両わきに1輪と、さらにそのわきというように順に花を咲かせていきます。
  • コスモス
    こぼれた種から増え、台風の強風で倒れてもまた立ち上がる可憐なのにたくましい花。
  • キンモクセイ
    10月の中旬ごろから咲き始めるキンモクセイは鮮やかなオレンジ色の花で、甘い香りで周囲を包みます。
    最近は、四季咲きのキンモクセイもありますが、やはり秋に咲くキンモクセイが一番香りがいいと思います。

十三夜

旧暦の9月13日の夜を「十三夜」と呼びます。十五夜のお月見とはまた違った趣があり、十五夜のお月見を楽しんだら、十三夜のお月見も忘れずに楽しむことが大切です。

どちらか一方しか見ないことを「片(方)見月(かたつきみ)」・「片(方)月見」と呼び、片月見は、縁起の悪いこととされています。
そんな十三夜は、別名「豆名月」「栗名月」とも呼ばれ、旬を迎える枝豆や栗をお月様に供えます。

2024年は10月15日が十三夜十三夜の夜は晴れることが多く、「十三夜に曇り無し」と言われます。

最後に

10月は、衣替えの季節です。そこで衣服の整理のポイント
1.服を一か所に集める。
2.前のシーズンに着ていなかった服は、今シーズンもほんとに着るか自問自答。
3.いつか着る服は、これからも着ないので手放しましょう。
4.下着も見直してね、見えないモノも油断禁物!
*服も下着もヨレヨレ、クタクタは運氣下げますよ!


また秋の夜長、読書に趣味など楽しみながら、来年へ向けて今年の前半を振り返をしてみましょう。
10月になると、書店や文具店などに来年の手帳も並び出しています、お買い物に出かけた時などちょっと見てみるのも楽しいですよ。

開運ライフアドバイザー|春風ほの香

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