
二十四節気「霜降(そうこう)」
「霜降」とは、字のとおり「霜が降りる頃」という意味。寒さが加わり、露が凍って霜に変わり始めるようになる頃。
この頃の移動性高気圧に覆われた時、風がなくおだやかに晴れた朝は、野原一面に霜が降りるようになります。この頃になると、東北地方や本州の山々では紅葉が見頃となり、紅葉前線が本州を南下するとともに各地で寒さも増してきます。
旬の食材
- 銀杏
イチョウの実の中にある、殻に包まれた胚乳種部分を食します。果肉は臭気が強く、街路樹となっているところでは時期になると独特の香りがしてきます。銀杏は殻に専用の割機(ペンチのような物)でヒビを入れ、乾煎りして薄皮を向き、塩をつけて食べます。また、茶碗蒸しなどの具に入れるのもおすすめです。 - 鮭
この時期の鮭は「秋味」と呼ばれ、産卵のため故郷の川へ戻ってきたものです。和・洋・中どんな料理とも相性抜がよく、秋味に含まれているのタンパク質は、他の魚肉よりも消化・吸収がよいとされています。 - 柿
ビタミンCを多く含み、風邪の予防にもなる。甘柿は大きく四角い形をしている、渋柿は先の尖っているような形をしています。渋柿も焼酎に漬けることにより、渋みをなくすことができます。 また、皮をむいて干し柿にするのもいいですね。 - ショウガ
身体を温めて、免疫力を高める効果がある生姜。これからの時期は生姜商品が多く販売されます。料理だけではなくお菓子にも使用されます。
季節の花
- シクラメン
シクラメンは球根植物で、鉢植えでの栽培が好まれます。これからクリスマス時期まではお店にもたくさん並びだします。ハート形のたくさんの葉の真ん中から細い茎が伸び、先に花をつけます。 - イロハモミジ
私たちが言う「もみじ」とはイロハモミジのことを指します。新緑の季節にはきれいな緑、秋になると一斉に黄色から赤に紅葉します。葉は、ちいさな子供の手のような形をしています。
七十二候
- 初候 2022年10月23日~27日
霜始降(しもはじめてふる)とは、霜がはじめて降りる頃。昔は朝に外を見たとき、庭や道沿いが霜で真っ白になっていることから、雨や雪のように空から降ってくると思われていました。そのため霜は降るといいます。
- 次候 2022年10月28日~11月1日
霎時施(こさめときどきふる)とは、ぱらぱらと通り雨のように雨が降りはじめる頃。雨が降ったかと思えば、すぐに青空が顔を出します。夏の夕立のような勢いはありません。
初時雨は、人々や動物たちが冬支度をはじめる合図だといわれています。
- 末候 2022年11月2日~6日
楓蔦黄(もみじつたきばむ)とは、もみじや蔦が色づいてくる頃。葉が赤色に変わることを「紅葉」、銀杏のように黄色に変わることを「黄葉」と呼びます。また、秋の山が紅葉することを「山粧う(よそおう)」といいます。春は新緑で「山笑う」と言います
最後に
10月20日に秋土用に入りました。無理せずのんびり過ごし次の季節に供えましょう。
今年もあと2か月?、まだ2か月?あります。やり残したことがあればtryしましょう。で、来年の計画もそろそろ立てましょう。
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