ここっちライフ

兵庫県明石|風水・片づけ・発酵アドバイザー

半夏生は運気の切り替えどき?季節のリズムを整える「半夏生」の暮らし方

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約4分
半夏生は運気の切り替えどき?季節のリズムを整える「半夏生」の暮らし方

1年のちょうど真ん中、「半夏生(はんげしょう)」という節目をご存じですか?
毎年7月初旬(2025年は7月1日〜5日頃)に訪れるこの時期は、暦のうえでも自然の流れのうえでも、大きな転換点です。昔から「この時期に無理をすると病気になる」と言われ、農作業を休む風習もあったほど。

今日はそんな半夏生を、運気の切り替えと、体を整える食の視点からご紹介します。

半夏生は“土用”前の静かな助走期間

風水や気学の世界では、自然のリズムに沿って暮らすことが開運の基本と言われています。
半夏生の頃は、夏の盛りへと向かうエネルギーが高まりながらも、次の「夏の土用」(7月下旬)への準備期間でもあります。つまり、体も心も整え直す「調整期間」

この時期は、なんとなく疲れが抜けない、気持ちが落ち着かないという方も多いのではないでしょうか?
それは『自然のリズム』が切り替わろうとしているサインかもしれません。

気の巡りをよくする3つの習慣

気の巡りをよくするためにおすすめしたいのは、次の3つ。

① 湿気とりの掃除をする
梅雨時期は「湿の気」が強く、気が滞りやすくなります。
床や窓の水拭き、クローゼットの整理をすると、気の巡りがスムーズになります。

② 旬の香りで気を動かす
大葉、みょうが、生姜などの香味野菜は、気を動かし心を明るくする食材。
お料理やお茶に上手に取り入れて、梅雨の重い空気を吹き飛ばしましょう。

③ お腹を休める“発酵ごはん”を
半夏生は、胃腸も疲れがちな時期。そこで活躍するのが、塩麹や甘酒、玉ねぎ麹などの発酵調味料。
食材を優しく包み、消化もサポートしてくれます。温かいお味噌汁を飲むのも疲れた胃腸を優しく整えてくれます。

半夏生に食べたい!タコとうどんの意味

地域によっては、半夏生にタコやうどんを食べる風習も。
タコは「根が張るように」と願いを込めて田植えの終わりに、
うどんは「労をねぎらい、エネルギーを補う」意味があるそうです。

現代では、胃腸に優しく、体を潤す食材を取り入れることが大切。
たとえば、

  • タコと夏野菜の塩麹マリネ
  • 具だくさんの冷やしうどん(出汁+玉ねぎ麹入り)
  • 甘酒と梅のドリンクで水分&ミネラル補給
  • しょうが入りタコ飯

など、“整えること”を意識した献立がおすすめです。

また、私が住んでいる明石では「明石だこ」で有名ですが、今年も駅近の商業施設でイベントが開催されます。

自分に「よく頑張ったね」と声をかけよう

半年頑張ってきた自分に、少し立ち止まって声をかける。
「半年、よくここまでやってきたね」
「これから後半、どう過ごそうか?」

半夏生はそんなふうに、心の棚卸しとリセットをする時期でもあります。
片付け、食事、香り…自分に合った整え方で、自然の流れにのってみませんか?

最後に

半夏生は、季節の「氣」が切り替わる大切な節目です。
風水の視点では「調整・休息」、食の視点では「整え・補い」がキーワード。
発酵調味料や旬の野菜を活かしたおうちごはんで、心身をゆるやかに整えて、夏本番へと備えましょう。

発酵を暮らしに取り入れてみたい方へ

私の発酵料理教室では、季節に合わせた発酵調味料の活用法や、発酵おうちごはんのレシピをお伝えしています。
半夏生や土用にぴったりの「玉ねぎ麹」や「甘酒ドリンク」など、日々に無理なく取り入れられる発酵の知恵を、少人数制で丁寧にお教えしています。

◆ リアルレッスンは講師宅にて一緒に作り、できあがった料理はランチとしてお楽しみいただけます。
◆ オンラインレッスンは、アーカイブ付き当日参加できなくてもOK!

レッスンの詳細や日程は、Instagramやホームページで随時お知らせしています。
▶ Instagramはこちら → @honokaharukaze
▶ レッスン情報・ブログ → harukazelife.com

季節のリズムを味方に、自分と大切な人の心と体を整える時間を一緒に楽しみませんか?

発酵×開運ライフデザイナー|春風ほの香

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