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兵庫県明石|風水・片づけ・発酵アドバイザー

二十四節気「小雪」七十二候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」

約5分
二十四節気「小雪」七十二候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」

2023年、二十四節気「小雪」をむかえました。しかし、今年はこの時期でも気温が20度近くあったり、ド~ンと下がって10度台だったりと、気温の変化についていくのが大変になってませんか?2024年11月、少し加筆しましたので改めて掲載します。

二十四節気「小雪(しょうせつ)」

木々の葉が落ち始め、空気が乾燥し冷え込みが厳しくなり、小雪がちらつき始めるころという意味で、「小さい雪」と書きますが「こゆき」と読むのでは「しょうせつ」と読みますので注意しましょう。

七十二候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」

初候 虹蔵不見(にじかくれてみえず)2024年11月22日~26日

虹蔵不見(にじかくれてみえず)とは、曇り空が多くなる頃。陽射しが弱まり、雨も少なく虹を見ることが少なくなります。見ることができても、夏の空のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとすぐに消えてしまいます。

次候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)2024年11月27日~12月1日

朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)とは、冷たい北風が木々の葉を落とす頃。朔風とは北風の木枯らしのことです。地面いっぱいに広がる落ち葉と、葉を落とした冬木立は冬の景色の象徴であり、季節の移り変わりが感じられます。

末候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)2024年12月2日~7日

橘始黄(たちばなはじめてきばむ)とは、橘の実が黄色くなっていく頃。橘とは柑橘のことで、古くから日本に自生する野生種とされています。常緑植物であることから「永遠」を意味するとされ、不老不死の実だといわれていたようです。

「小雪」の時期のおススメの食材

この時期これから美味しくなる旬の食材を紹介します。

  • 大根 
    首に近いほどビタミンC、消化酵素が豊富(消化酵素は熱に弱い)。葉の部分にはカロテン、ビタミンC、カルシウム、食物繊維などが豊富に含まれている。消化酵素「ジアスターゼ」は熱に弱い脂肪を分解する。酵素「リパーゼ」は加熱に弱いビタミンCも加熱に弱い上記3つのことから「おでんの大根の栄養素は流出している」と言える。
    大根の保存方法
    ・葉がついている場合は切り離して、別々に保存
    ・葉は新鮮なうちに茹で、早めに食べましょう
    ・新聞紙に包み、野菜室で保存
    ・すりおろして冷凍ができる
    ・銀杏切りや短冊切り、輪切りなどして冷凍。冷凍すると味がよくしみる(使用するときは解凍せずに使う)
    【選び方】
    ・艶があり、素直にまっすぐ伸びているものが良い
    ・ひげ根がらせん状に整然と並んでいるものが良い
    ・茎の付け根が盛り上がってないものが良い
    ・茎を折ってみて折った部分にスが入っていない物を選ぶ(カットされた大根はチェックできますが一本買うときにはほかのチェックポイントを参考にしてくださいね
  • ゆず 
    味わい
    ・香味・酸味を加えるのに用いられる
    ・果肉だけでなく、皮も香辛料や薬味として用いられる
    ・爽やかな香りがあり、料理のわき役として使われることが多い
    ・酸味が強いので、直接食べることはない
    ・砂糖やはちみつにつけ込む保存食もある
    栄養
    ・ビタミンCが豊富(果汁より皮の方が4倍多い)
    ・果汁には口内やのどの渇きを癒やす清涼止渇作用がある
    保存方法
    ・新聞紙にくるみビニール袋に入れ冷蔵庫
    ・乾燥に弱い
    ・そのまま冷凍保存できる
    ・皮は使いやすいサイズに切って、ラップで密封して冷凍するのも良い

    *我が家は、寒い冬に風呂吹き大根に自家製ゆず味噌で食べるのが定番です。ちなみにゆずは義姉さんが作っていていつもいただきます
  • まいたけ
    栄養価に優れており、免疫機能を回復させるβグルカンの効力が群を抜いて強いです。 βグルカンは、ガン細胞の増殖を抑えたり、血圧・血糖値・コレステロールを下げるなどの効果が期待できると言われています。また、 腸を刺激して腸内をきれいにする効果もあります。
    我が家では、お米2合に、まいたけ1パックと醤油麹大さじ1半を入れて炊きます。それだけでもいいですが、人参や油揚げを少し入れてもおいしいですよ。

「小雪」の時期のおススメの季節の花

  • シクラメン 
    冬の鉢花の代表シクラメン。赤からピンク、白などの定番色に加え、黄色や紫の珍しい花色、花形では八重咲きや花弁にウェーブが入ったり、さらには香りをもつ品種など、毎年次々と新品種が登場します。ホームセンターの園芸コーナーでこれからの時期シクラメンをゆっくり見てみてくださいね。
  • シャコバサボテン 
    シャコバサボテンは、クリスマスカクタスともデンマークカクタスともよばれ、秋から冬の室内を華やかなカラフルな鉢花です。シャコバサボテンは、、11月から12月に開花します。シャコバサボテンは室内で管理しやすいお花なので小ぶりの鉢をいくつか飾るのもいいですよ
  • パンジー・ビオラ 
    寒さに強く、冬も温かな色の花を咲かせます。丈夫で、お手入れも簡単。花壇や寄せ植えでも重宝されるガーデニングには欠かせない植物です。最近では、フリル咲きや八重咲など豪華な品種や、これまでになかった色合いや模様の品種も登場しています。

最後に

11月23日は「勤労感謝の日」です。勤労感謝の日の前身は、五穀豊穣に感謝して祝う「新嘗祭(にいなめさい)」で、新穀を神様にお供えし感謝をする日です。新米もおいしい季節です。

そして感謝をし運氣をあげるには、季節のものをバランス良い取り入れて食事をすることです。
バランスとは、「味付け・色・焼く・煮る・蒸す・揚げる・生」
味付けには「甘い・辛い・苦い・酸っぱい・塩辛い」食の色は「赤・緑・黄・白・黒」このバランスは、中国の陰陽五行説から来ていると言われています。陰陽五行は九星気学風水とも関係あり、陰陽のバランスを取ることで人は成り立っています。
「家族や自分が楽しく食べる・楽しく過ごす」のバランスを考えながら生活してみてくださいね。

私も健康のことなどを考え、今発酵調味料を使った発酵料理を習い、今は発酵料理教室を開いています。簡単でバランスの良い食事をとることで、肌のトラブルも軽減されました。

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発酵×開運ライフデザイナー|春風ほの香

 

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