ここっちライフ

兵庫県明石|風水・片づけ・発酵アドバイザー

二十四節気「立冬」七十二候「山茶始開(つばきはじめてひらく)地始凍(ちはじめてこおる)金盞香(きんせんかさく)」

約5分
二十四節気「立冬」七十二候「山茶始開(つばきはじめてひらく)地始凍(ちはじめてこおる)金盞香(きんせんかさく)」

もう11月になってますが、なぜか気温が20度超える日があってなかなか秋を感じられませんね。2023年11月、少し加筆しましたので改めて掲載します。

二十四節気「立冬(りっとう)」

立冬は暦の上で冬が始まる日の意味です。立冬の頃は各地で紅葉が進み、北日本では平地でも初雪の便りが聞かれる頃、この頃に吹く北よりの風は「木枯らし」とよばれます。
また「秋の日はつるべ落とし」と言われるように、日暮れがとっても早く感じられるようになり、日の入りが早くなると気温も下がるのが早くなり、夕方の帰宅時間には寒さを感じるようになります。

旬の食材

  • レンコン
    6月~9月頃に採れる新れんこんは、柔らかくあっさりした味で水分が多いですが、冬になると粘りが出て甘みが増し切ってすぐに水に浸け、空気に触れないようにすることでアク抜きできます。また酢水を使う事で、白くなり料理によって酢水を使うとよい料理もありますが、酢水に長くつけていると、風味や粘りがなくなってしまうので注意しましょう。あと料理によって切り方を変えることで歯ごたえが変わります。ミネラルも多いレンコンは、野菜には珍しいビタミンB1やB2が含まれていて、体を内側から綺麗にしてくれる栄養素が多いです
  • ほうれん草
    この時期葉物野菜が多く出始めます。その中でも栄養価が高く、一度にたくさん食べれるのが魅力的な「ほうれん草」鉄分、ミネラルが豊富でカロテン、ビタミンB群やC、葉酸などが豊富。また独特のえぐみは油調理で抑えられます、ちりめんじゃこなどのカルシウムと合わせるとエグミが抑えられます。カロテンの抗酸化作用によって美肌効果やガン予防で体内の異物をとり、免疫細胞を活性化する作用があるともいわれています
  • みかん
    ビタミンCが摂取できる代表「みかん」さて何個食べれば一日に必要な摂取量が取れでしょうか?答え、みかん2個で大人に必要な一日分のビタミンCが摂取できるそうです。あと、むいた皮は干すことで「陳皮(ちんぴ)」と言う生薬になるそうです(胃もたれや咳などに有効なようです)ちなみに我が家はゆず湯ならぬみかん湯にしてます

季節の花

  • 水仙
    水仙の花咲く季節は11月〜4月頃。早咲きの品種は、冬の気配を感じるようになった頃から咲き始めます。その後、冬から春にかけて次々と咲き続けます。お正月が過ぎ2月頃に水仙郷が満開のニュースを見かけます。水仙の花びらは通常白か黄色。内側のくちばしのようなのは白、黄、赤、ピンクなどバリエーションが豊富です。
  • リンドウ
    りんどうの開花時期は、8月~11月頃、特に多く花を咲かせるのは、9月頃。品種によって早くから咲いているものもありますが、お花屋さんで花束やフラワーアレンジメントとして使われる切り花のりんどうは、6月~11月頃に(夏~秋にかけて)流通しているのだそうです、確かに今私がサブスクで購入しているアレンジも最近リンドウがよく入ってきます。花もちがいいので一輪挿しのようにして最後まで楽しんでいます
  • 山茶花(さざんか)
    鮮やかなピンク色の花を咲かせ冬の訪れを教えてくれます。山茶花はよく椿と間違えられますが、椿の開花は2月頃で花が散るのも椿は花がボロっと落ちるのに対して、山茶花は花弁が一枚一枚散ってて行きます

七十二候

  • 初候 2023年11月8日~12日
    山茶始開(つばきはじめてひらく)とは、山茶花(さざんか)が咲き始める頃。濃いピンク色の山茶花の花はよりいっそう目立ちながら、綺麗に咲きます。この頃には、日が沈むのがとてもはやくなり、ちょっと日が傾いてきたなあと思うと、すぐに空が暗くなっていきます。
  • 次候 2023年11月13日~17日
    地始凍(ちはじめてこおる)とは、冬の冷気のなかで、大地が凍りはじめる頃。朝は霜が降り、場所によっては霜柱がみられるところもあります。夜は冷え込みがいっそう厳しくなるので、部屋の窓の結露にも注意が必要になってきます。そして、そろそろ年末に向けて忙しくなってきます、できる準備はそろそろはじめておくといいかもしれません。毎年慌ただしく過ぎていく冬、今年はゆったりとした気持ちで、季節の変化を楽しみながら過ごせるかな?
  • 末候 2023年11月18日~21日
    金盞香(きんせんかさく)とは、水仙の花が咲きはじめる頃。漢字の読みから、春に咲く金盞花を連想してしまいそうですが、水仙の花のことを表しています。水仙は「金盞銀台(きんせんぎんだい)」と言う異名もあり、白い花弁を銀の台、内側の黄色い副花冠を金杯に見立てたことによるものです。また水仙は上品な香りと、育てやすさから人気のある花です。

最後に 

ハロウィンが終わったと思ったら、もうクリスマスの飾りに変わってきているお店を見ると「あ~今年もあと少しなんだな」と感じます。
これから寒さも本格的になってきます。2023年は早い時期からインフルエンザが流行しているので、手洗いうがいはしっかりしていきたいと思います。
そして、真冬の大掃除は避けたいので、そろそろ大掃除を計画して年始は心地よく過ごせるようにしていきます。
これから部屋の中は暖房で暖かくなるので、片づけをしたときに手放すか迷ったものを入れていた「迷い箱」を見直して行きます。

*「迷い箱」は、片付けしているときに手放すことができなかったモノを入れている箱のこと。
この箱は期限を決めて見直すことが大切!見直したときは、ほぼスッキリお別れです。

九星気学(風水)・片づけ・発酵料理アドバイザー|春風ほの香

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