二十四節気「大寒(だいかん)」。「大寒(大寒)」は、寒さが最も厳しい時期、2024年の冬は本当にこの通りですね。また、1年の最低気温を記録することが多いのもこの時期です。
この記事は、2024年1月に新たに加筆しています。
七十二候「款冬華(ふきのはなさく)水沢腹堅(さわみずこおりつめる)鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」
初候「款冬華(ふきのはなさく)」2024年1月20日~24日
蕗冬華(ふきのはなさく)とは、凍てついた地面に蕗の花が咲き始める頃。地面には雪が積もり、強い寒さが襲ってくる時期ですが、蕗の薹の独特の香りとほろ苦さが、春の気配をいち早く感じさせてくれます。
次候「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」2024年1月25日~29日
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)とは、沢の水が氷となり、厚く張りつめる頃。この時期に、一年での最低気温の記録がでることが多く、氷点下に達する地域も多くみられます。
末候「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」2024年1月30日~2月3日
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)とは、鶏が春の気配を感じ、卵を産み始める頃。自然な状態の鶏は、日照時間が長くなるにつれ、産卵率が上がっていくため、春から夏にかけてたくさん卵を産みます
「大寒」の時期のおすすめ食材
大寒の時期にぜひ味わっていただきたいおすすめ食材は「ふきのとう」。
独特な香りと苦味、たっぷり味わえる「ふき味噌」や天ぷらなどいただいて、早春の味を楽しみましょう。
ほうれん草、小松菜は凍らないようにと糖分を増やすため、一年の中で最も甘くて栄養価が高いと言われています。
また、春菊や水菜は鍋料理には欠かせない食材です。ほかにもゆり根もおいしくいただけます。
昨今よく耳にする「大寒卵」ご存知ですか?
「大寒」の日に生まれた卵のことを「大寒卵」といい、「大寒卵」は寒い時期にニワトリは卵をあまり産なくなり、時々産む卵は稀で栄養価が高く健康に良いと考えられていました。金運も良くなるらしいですよ。
また、その卵の黄身の色は濃いこともあり、風水で金運の黄色と結びつけ食べると金運がよくなるともいわれています。
最近では、大寒卵をネットで買う事もできますし、デパートで産卵日の書いたものをもし見つけたらラッキーですよ。
「大寒」の時期のおすすめの季節の花
福寿草・・・旧暦の元旦の頃に咲くため「元旦草」とも呼ばれていたり「朔日草」とも呼ばれている。お正月飾りでも「福寿(幸福・長寿)」とめでたいので、南天の実とセットで飾り付けられていたりする。
最後に
少し前に「冬の土用」の期間に入っています。この時期は、ガーデニングなど土を触ることは避けましょう。
それは土公神が静かに暮らしたい時期で、土を動かされるのを嫌がり怒るといわれています。
ただ、間日と言う日は例外とされています。(2024年の間日は1/18日、27日、28日、30日)
あと土用の時期にすると良いのが、モノの整理です。不要のモノは取り除き必要なものお気に入りのモノを残してください。スマホの中も整理してくださいね。見ないメルマガないですか?これを機にメールや連絡先も見直しましょう。友達の削除には勇気がいりますが、もし用事があったら相手から連絡が来ますから、心配はないですよ。
九星気学(風水)・片づけ・発酵料理アドバイザー|春風ほの香