最近、私の周りで親の介護をする方が増えました。現在、私自身も実家の母(80歳越)の見守りと主人の介護をしています。
介護が始まったのは5年前
夫の介護が始まったのは、5年前になります。脳梗塞で倒れお医者様が「2日がヤマです」と言われ、私たちも病院に泊まり込んでいました。何とか意識は回復しましたが、手足の麻痺と目が見えていないことが分かりました。
急性期の病院から回復期の病院に移るときも、受け入れてもらえるところがなかなか見つからなかったのですが、何とかリハビリ専門の病院と巡り合いそこでのリハビリのおかげで、右手の麻痺はまだ緩くおにぎりを持って食べれるまでになりました。
そこにたどり着くまでは、約1年ほどかかりました。その間、フルタイムで働いていた私ですが家族の力も借りながら病院に通いながら食事の仕方や介護の仕方を聞きましたが、私自身も介護施設で行われている「介護職員初任者研修」を受講しました。
週末の介護生活
回復期病院からどこかリハビリが出来る施設にと考えましたが、ここでも受け入れてくれる施設が見つからず、私は退職の手続きをし、完全在宅介護に備えて準備をしながら施設を探していたところ、今の施設が受け入れてくれることに。
ここから、週末介護が始まりました。
主人の介護に必要なケアやサポートとして(大袈裟かもしれませんが)、平日はおやつの時間に合わせて毎日通い、時間があれば夕食の時間にも行き食事の仕方など施設での状態を見に行きました。
主人は、目が見えず何とか動くのは右手のみなので、できそうなことはリハビリを兼ねて動かすことをしました。
しかし、コロナ禍は入所に変更し着替えの受け渡しのみで、担当の方が電話で様子を知らせてくれる感じでした。
コロナ禍明けからは、また週末の介護が始まっています。夏場の車移動は、夫にとってかなりの負担になるので、入所に切り替えて私が様子を見に行く感じにしています。
介護する側の健康管理も大切!
介護する側も気負つけなければいけないのが「健康!」
私が寝込んでしまっても、誰かにお願いすればいいのですが、自分自身が辛いですよね。なので、主人が倒れてからは食べ物に気を付けるようになりました。もともと、薄味の我が家でしたが、何かが足りなかったんだと思います。
後ほどお話しますが、コロナ禍に出会った発酵料理を食べることで、風邪もひかずコロナにもかからず過ごせました。ただ、一度だけコロナワクチンの3回目接種の後、熱が出て1日寝込みましたけれどそれだけかな。
家族や回り方々の協力が一番大切で強い味方!
介護する側は、一人で抱え込みがちになります。
「私がしなきゃ誰がする」誰でもしてくれます。ただ、ちゃんと「お願い!」と声を出さないといけませんよ。
家族にだってそう、口に出さないとわかりません。「空気読んでよ」は無理!人の感じ方は違いますからね。
あとは、施設の方とのコミュニケーションであったり、ケアマネージャーさんや介護用具の会社の方介護タクシーの方との繋がりをしっかりと取ることが一番大切。ここをしっかりとしておくと何かあっても力になってくれる強い味方です。
ストレス解消は、自分の時間と趣味を見つけること
介護をしていてよく聞かれるのが「介護のストレスたまらないの?」という言葉です。
もちろん!ストレスは、溜まります!
ストレス解消するものを見つけると少しでも楽になります。推し活や韓流ドラマを見たり、集中して出来る手仕事を見つけるのもいいでしょう。
私は、もともと推し活はしていたので、日程を見てコンサートにも行きます。そして、オンラインで受講できる新たな手仕事に出会い、集中しているとあっという間に1日が過ぎますが、好きなことをしているのでストレスなし。
それと、発酵料理と出会ったことで、料理がますます好きになり、今は教える側になるなんて自分でもびっくりですが、料理も作りだすと集中するし、段取りを考えるので頭の体操にもなります(笑)
将来の不安、無いと言ったら嘘になります
将来の不安は、無いと言ったら嘘になります。不安は、ありますがそこにフォーカスしても何も生まれません。て、偉そうなことを言ってますが、こういう風に思えるようになったのは、コロナ禍にSNSを通していろんなコミュニティーに参加し、いろんな人とつながり話を聞くことで私自身が変わることが出来たんだと思います。
コロナ禍に学んだことは、本当に今役立っています。介護をしていると「家にいなきゃいけない」「何もできない」それは思い込みです。
今の時代、在宅ワークの仕事もあります。私もオンラインで発酵料理教室を開催しています。まずは、やってみることが大事!
私もいろいろなことをしていますが、九星気学風水の師匠谷口令先生の言葉
「運を動かすのは自分自身の中にあります」
この言葉は、ほんとにその通りなんだよね。私自身も行動に移し出したことで変われたからね。
終わりに
最近の介護は、日々進化しているのでうまく情報をキャッチすることで、これからの介護は変わっていきます。なので「介護=辛い・しんどい」とは思わないでほしいです。
自分だけで解決しようとせずに、周りに協力求めましょう。
そして、最後に言えるのは「自分を大切にする時間を持つ」ことを忘れないでくださいね。
開運ライフアドバイザー|春風ほの香