気温が下がってくると温かい食べ物が恋しくなります。そこで思い浮かぶのが「お味噌汁」具材を変えるだけでいろんな味が楽しめますよね。
そして、スーパーのお味噌コーナーにはいろんな種類が並んでいてどれを買おうか迷った事ないですか?そこで、お味噌の種類って麹によって違うとかは知っていたけれど、詳しくは知らなかったので今回どのくらいあるか調べてみましよ。
麹の種類によってお味噌が違うってすごい!
まずは地域によっていろんなお味噌があることが、この図を見るだけでもわかりました。すごいですね。
お味噌は、各家庭の味もあるからほんとに種類は無限大。麹によっていくつか分類されるので、次はその分類を見てみましょう。
お味噌は麹によって分類されてる
お味噌の原材料は「大豆・麹・塩」、その中の「麹」の種類でお味噌の種類は、分類されるようです。
米麹
米麹・大豆・塩でできたお味噌が「米味噌」
「米味噌」は、あまりクセがないのが特徴。産地は日本全国。
麦麹
麦麹・大豆・塩でできたお味噌が「麦味噌」
「麦味噌」は、少し甘みがあるのが特徴。産地は、中国・四国・九州地方
豆麹
豆麹・大豆・塩でできたお味噌が「豆味噌」
「豆味噌」は、濃いめの味(力強い感じ)が特徴。産地は、中京地方(愛知、三重、岐阜)
複数の麹を混ぜた味噌
複数の麹を合わせたものと大豆、塩で作ったお味噌は「調合味噌」と言われています。
味もマイルドで食べやすい。我が家はこっちだな。
最後に
私の家のお正月は、白みそでお雑煮を作ります。私はここ数年自家製味噌を作り始めて、我が家のお味噌は「調合味噌」になるのでとっても食べやすく「我が家のが一番!」と思っています。これこそ手前味噌(笑)
あと、私が好きな沖縄の「いなむるち(米味噌)」は、関西の白味噌に似てる感じで、ほんのり甘く私はどんな具材でもとてもよく合います。
今回「お味噌」と「麹」について調べてみると、ほんとに各地方にいくつものお味噌があってまだまだ奥が深い。そして、調べていくうちにこんなことが分かりました。
日本の食品または加工食品の製品には「日本農林規格=JAS」が設定されているのですが、お味噌には明確な基準がなかったのでJAS規格がなかったそうです。「麹」の種類によって多様な味噌に基準を設けるのが難しかったようです。
しかし、コロナ禍で腸活、免疫力を高めるのに「お味噌」がいいと言うことで、味噌をまねた海外製品が販売されるようになり、日本製品と海外製品との差別化を図るため、2022年3月31日、農林水産省から「味噌」の日本農林規格(JAS規格)が新規に制定されていました。
以前、健康志向の為に日本食がいいと海外で言われはじめ、そして第二弾は日本の味噌が注目さててるって、日本の食生活はほんとにすごいですよね。
そんな私も、発酵調味料に興味を持ち始めたのは、コロナ禍で食を学ぶうちに認定講師の資格を取り、食事を楽しく体に優しく簡単にできるお料理教室を開催しています。。
これから寒くなる時期はお味噌づくりに最適です。皆さんもおうちでお味噌作ってみませんか?
【お知らせ】年明けになりますが、お味噌づくりをします。
2024年1月17日(水)AM10:00~12:00 オンライン
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