二十四節気『小雪(しょうせつ)』
小雪には冷え込みが厳しくなり、小雪が舞い込むと言う意味があります。
10月中に北日本や東日本の山々で初冠雪を終え、小雪の頃にもなると西日本の山で初冠雪を迎える頃になります。
小雪は、小雪がちらつき始めるころで、初雪の平年値は北海道や東北北部では11月中旬となっていますが、多くの地方はこれからになります。
福島が11月26日ごろ、新潟が11月24日ごろ、富山が12月2日ごろ、金沢が11月29日ごろとなっています。
なお、東京の初雪の平年日は1月3日ごろで、大阪の初雪の平年日はだいたい12月22日ごろです。
初候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」2021年11月22日~26日
虹蔵不見(にじかくれてみえず)とは、曇り空が多くなり陽射しが弱まり、虹を見ることが少なくなります。また、見ることができても、夏の空のようなくっきりとした虹ではなく、ぼんやりとすぐに消えてしまいます。
- 季節の言葉 新嘗祭 (11月23日)
- 季節の魚介 くえ (旬は秋~春)
- 季節の果物 りんご (旬は秋~冬)
- 季節の日 手袋の日 (11月23日)
次候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」2021年11月27日~12月1日
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)とは、北風が木の葉を吹き払う頃のこと。「朔風」は北の風という意味で、木枯らしをさします。地面いっぱいに広がる落ち葉と、葉を落とした木々は冬の景色の象徴であり、季節の移り変わりが感じられます。
- 季節の言葉 木枯らし(関東では空っ風)
- 季節の野菜 白菜 (旬は11月~2月) ほうれん草
- 季節の魚介 かます (旬は秋~冬)
- 季節の草花 やつで (天狗の羽団扇)
- 季節の野鳥 かわせみ
末候「 橘始黄(たちばなはじめてきばむ) 」2021年12月2日~6日
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)とは、橘の実が黄色くなっていく頃。橘は古くから日本に自生した常緑植物であることから「永遠」を意味するとされ、不老不死の力を持つといわれていた柑橘類です。
- 季節の果物 みかん
- 季節の魚介 カニ
最後に
いよいよ12月。
気忙しくなりますが、少し季節を感じながら過ごしましょう。
この時期、鍋料理などは季節の野菜をたっぷり食べるのにもってこいですよね。
あとは、コタツにみかんでビタミンCもしっかりとれますね。
そうそう、寒くなるとどうしても体が縮こまってしまいがち、肩こりの原因にもなります。背筋を伸ばして大きく深呼吸しましょう。体がポカポカしてきますよ。
50代からの快適lifeアドバイザー|春風ほの香