日本の伝統的な食品である「麹」を使った調味料を食事に取り入れるとで、美容や健康にも効果があることが注目されています。
麹の種類
麹にもいくつか種類があります。スーパーなどでも見かけるのは乾燥麹、最近ではスーパーでも生麹を見かけることがあります。もし生麹を購入されましたら、冷凍庫で保管して早めに使いましょう。
米麹
米麹の原料は「お米」
お米に麹菌を生やして発酵させ作ることができるのが「米麹」になります。
麹の中でも最も知られている「米麹」を加工し調味料としてよく使われる代表的なモノに「塩麹」があります。
*塩麹の他には味噌、甘酒、日本酒などを作るためにも使われます。
麦麹
麦麹の原料は「麦」
麦麹を原料として味噌や麦焼酎を作る際に使用されます。
麦麹で作った味噌「麦味噌」は、米麹で作った味噌と比べ風味があっさりしているのが特徴で、さらっとした飲み心地です。
米味噌は原料に米麹が使われているため、味噌汁にした際にはお米の甘みが引き立ちます。
あっさりしている調味料を作成するためには、麦麹を使用した調味料を作る良いでしょう。
豆麹
豆麹の原料は「豆」
豆麹も主に味噌を作る際に用いられます。
「豆味噌」は甘みが少なく、濃厚なうま味の中に、渋みと少しの苦みを感じます。
また、豆味噌は大豆のうま味を感じることができるため、少ない量でも十分に味を出すことができるので、塩分が気になる方は、豆味噌を使用してみても良いでしょう。
麹を使用するとどのような効果があるのか
免疫力の向上
麹には、納豆やヨーグルトなどの発酵食品と同様に免疫力を向上させる役割があります。
麹が作り出す酵素により糖が作られ、腸内の善玉菌が優位な環境にしてくれることで、腸内環境が整います。
腸内環境が整うことにより、免疫細胞が活性化され、免疫力UPにも効果を発揮します。
免疫力UPさせる麹を使用した調味料は、感染症の予防にもなるため、健康に気を付けている方から注目されています。
美肌、美髪、ダイエット効果
麹の発酵の過程でビタミンB(ビタミンB2、B6)やアミノ酸などを生成し糖質や脂質の分解を促し新陳代謝を良くし美肌効果も期待できます。
また麹には脂肪を分解し、消化を助けも血糖値を上げるリパーゼが含まれているため、満腹中枢が刺激されることによるダイエット効果も見込めます。
麹を使った調味料を使用する2つのメリット
麹の効果を知ったうえで、麹を使った調味料を使用するメリットについても確認しましょう。
麹を使った調味料は、素材のうま味を引き立たせる
麹を使った調味料を使用することで、食材のうま味を引き立たせることができます。
麹に含まれているプロテアーゼが含まれているため、たんぱく質を分解しアミノ酸に。アミノ酸は、うま味を出し味に深みを出します。
麹を使った調味料、食材を柔らかくする作用がある
麹の酵素の働きで食材を柔らかくすることができます。
*例えば、塩麹を料理に使用した場合、肉や魚を付けた場合に素材のたんぱく質を分解して柔らかくします。
すぐに味がなじんだ料理ができるは、麹を使った調味料を使うメリットです。
麹を使った調味料を使用するデメリット
麹を使った調味料を使用することはいいことばかりですが、デメリットあります。
例えば醤油麹を使う場合、使う量を気をつけなくてはなりません。
麹自体は健康に良いのですが、醤油麹の材料の醤油の塩分濃度が高い場合があります。
*使用する醤油も天然醸造の商品をお勧めします。
麹を使った調味料は、少量でうま味を感じることができるのが特徴です。使う量を意識して使いましょう。
まとめ
ただ「どうすれば麹を使ったおいしい調味料を作ることができるの?」と分からない方、YouTubeを見るのもいいけれど、調味料作成のプロに習うのが一番!
麹を使ったオリジナル調味料を使って、時短で美味しいおうちごはんを楽しみましょう。
運を動かすのは自分自身の中にあります。
腸が整うと思考が整い、気持ちが整うことで行動に移せるようになり、開運に繋がります。
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開運ライフアドバイザー|春風ほの香